平成28年 東京四極会新年会開催!

2月6日(土)の12時から、70名の参加を得て恒例の東京四極会新年会を開催した。
会場は例年同様、新日鐵代々木倶楽部である。地元大分からは四極会名誉会長相良浩氏、経済学部副学部長石井まこと氏を来賓としてお迎えした。

司会は松浦隆志事務局次長(第48回)が担当。

松浦事務局次長

まず姫野易之理事長(第44回)が挨拶に立った。

《 姫野理事長挨拶 》

姫野理事長

「本日は天候にも恵まれ、参加者は70名と過去に比べてまずまずの規模となった。まず、ご連絡事項を。昨年7月に東京四極会の事務所を川崎市に移したが、事務局への連絡はHPの通信欄のメールを活用願いたい。それから48年卒の前田さんのご提案により今回の出席者名簿から所属ゼミナール、活動クラブも記載している。今後、この様式を継続していきたい。今年に入り、原油安、株価安、金利安の3安状態が続き、さまざまな社会不安を生み出している。今日はそういう状況を吹き飛ばして明るい新年会にしていきたい」

 
 引き続き、相良四極会名誉会長が、今年5月の伊勢湾サミットのエンブレムに鶴崎工業高校のデザイン科の女子高生の作品が選ばれたことなど地元の話題や、2022年の母校100周年に向けた準備や長期に維持が可能な四極会組織への見直しと財政健全化に向けた準備を始めたことを、また、石井副学部長が2017年度から事業共創学科の増設、それに向けた準備活動の一端、校内の様子や女子学生の就職状況と活躍への期待などを、それぞれのご挨拶の中で披露された。

《 相良四極会名誉会長 》

相良四極会名誉会長

 盛会おめでとうございます。60年前(昭和31年)の丙申の年はどういう年だったかご記憶ありますか?これは、「もはや戦後ではない」という有名なフレーズがでた年、また、日本が国際連合に正式加盟した年でもあります。つまり、戦後築いてきたものがある程度の形になって将来に展望が開けてきた状況になっていたときです。今年も皆さまの努力でそういう明るい年にしていきたいと願うものです。 大分では年明け早々に明るい話題が飛び込んできました。今年5月の伊勢湾サミットのエンブレムに鶴崎工業高校のデザイン科3年生の宇都宮志保さんの作品が選ばれた。これからサミットが近づいたら宇都宮さんのデザインが街のあちこちでみることができるでしょう。 四極会の関係では、6年後の2022年(平成34年)に母校創立100周年を迎えるため、そこに向けての記念事業の検討を始めることにした。加えて100周年を迎えても、この四極会の伝統を後輩の皆さんに引き継いでいくために、本部・支部を含めた四極会の組織を改革すべき点はないか、財政基盤の強化と健全化をいかにすべきかなどについて委員会を設けて検討を始めています。100周年に向けて、皆さまからもいろいろなご意見を是非お聞かせ願いたいと思います。

《 石井経済学部副学部長 》

石井経済学部副学部長

 いつも出席している市原学部長が本日は大学院入試と予定が重なり都合がつかず、副学部長の石井が出席しました。専門分野は社会政策(労働経済・労使関係)です。今後ともよろしくお願いします。 現在の3学科体制は94年以降続いてきましたが、ここに、地域の方々と一緒に新しいイノベーションを起こすことを目的とする事業共創学科を再来年度2017年度に加えることになりました。現在、その前準備を行っています。一例としては、大分大学学生、富士通総研と大分トリニータが連携して、大分県民が盛り上がるトリニータにするにはどうすればいいか、あるいは、県産材の活用について関係業者の皆さんと学生で考えるなどのアイディア出し(アイディアソン)を行うなど、新学科スタートに向けた種を蒔いているところです。 就職関係の話題としては、現在、経済学部は女子学生が4割強を占めていますが、彼らの就職率もかなり高くなってきており、これからの時代での女性の活躍を学部としてサポートしながら期待しているところです。もちろん、男子学生も女子学生に負けないよう活躍してもらわなければいけません。 最後に、最近、国立大学入試の倍率が発表されました。経済学部の前期時点での倍率は3.3倍です。優秀な学生の入学を心待ちにしているところです。

 
 その後、野村聡(第52回)による「元気な学生を社会に送っていただくことを石井副学部長、相良名誉会長にお願いし乾杯の音頭をとりたい」との口上で乾杯し新年会に移った。

野村副理事長

宴の半ばで、衛藤晟一参議院議員秘書、柴原佳史氏が議員の活動報告を行った。
また、今回初めて参加された高橋雄四郎氏(第27回)が少年時代を過ごした竹中地区の話、経専を卒業して、上京して60年、実践女子大学の名誉教授を経て今なお学術業務をこなしておられることを披露された。

 新年会は、恒例の行事紹介を梅谷覚雄氏(たまには歩こう会幹事)・田中典明氏(同副幹事)、高橋信行副理事長(第44回ゴルフ会幹事)、奥川隆生副理事長(第50回会報とHP)が行ったあと、校歌・寮歌斉唱から遠藤孝行事務局次長(第48回)の中締めまで宴は賑やかに続いた。

歩こう会・梅谷幹事

歩こう会・田中副幹事

校歌斉唱

遠藤事務局次長

一同、これからの1年の会員の健康と四極会活動の盛会を祈って散会した。

参加会員(敬称略)

池辺和郎(第25回)、大神直人(第26回)、高橋雄四郎(第27回)、荒木襄(第30回)、白土諭(同)、後藤浩(大33回)、坂井大和(第35回)、一万田道敏(第38回)、梅谷覚雄(同)、小野二六(同)、小迫邦彦(第39回)、佐藤泰久(同)、藤原宏章(同)、大山博康(第40回)、小川秀夫(同)、友永英一(同)、葛城征志(第41回)、松浦靖弘(同)、吉迫利英(第43回)、田川俊夫(第44回)、竹上英文(同)、高橋信行(同)、姫野易之(同)、溝辺憲治(同)、宮田豊(同)、佐藤勝峰(第45回)、西依章郎(第46回)、首藤照雄(同)、的場正道(同)、遠藤孝行(第47回)、甲斐秀司(同)、松浦隆志(同)、田中典明(第48回)、前田信夫(同)、松田俊秀(同)、山下政晴(同)、勝又一俊(第49回)、下村晃(同)、中邑敬一(同)、伊賀勝秀(第50回)、奥川隆生(同)、鶴田幾雄(同)、豊田秀造(同)、木下忠夫(第52回)、野村聡(同)、石川公博(第53回)、小俣秀記(第54回)、米井晃彦(同)、大坪孝幸(第55回)、國廣保彦(第56回)、西坂憲郁(同)、河辺清美(57回)、金馬弘明(同)、近藤昌則(同)、梅木俊宏(第58回)、有働昭彦(同)、土田百合雄(同)、田尻清司(第59回)、泉英次(第60回)、小林伸彦(同)、内田孝一(第61回)、高橋哲夫(第63回)、原弘明(同)、千葉史(第68回・平成5年)、丸尾克弘(第72回・平成9年)、坂本浩一(第72回・平成9年)以上70名

※以下の写真データをご入用の方は東京四極会事務局へお問合せください。