平成27年 東京四極会新年会開催!

2月7日(土)12時から、恒例の東京四極会新年会を約60名の参加者を得て開催しました。会場は例年同様、新日鐵住金代々木倶楽部です。

司会は、大坪孝幸事務局次長(第55回)が担当。

大坪孝幸事務局次長

地元大分からは、石川公一四極会会長を来賓としてお迎えしました。

姫野易之理事長(第44回)と石川四極会会長の挨拶内容を以下に掲載します。

《 姫野理事長挨拶 》

姫野理事長

「新年あけましておめでとうございます。最近は、原油価格が大幅下落する逆オイルショック、政府が積極的に誘導する賃上げ、国ではないイスラム国の出現など、私たちがかつて経験したことがない、今までとは異なる状況が生まれています。このような中で本日の新年会を迎えました。東京四極会の会員構成は20、30年代から中心が40年代に移っていますが、この後の期待する50年代、60年代の活躍はこれからの課題になっています。また別の課題として、長年、浦崎貞治さん(第46回)の会計事務所に東京四極会の事務所を置かせていただいたが、そろそろ次の移転先を考えなければならなくなりました。事務所には実質1坪程度の場所をお借りしたいが、どなたか会員のご関係でお願いできる方がおられればご連絡をお願いします。本件は、とにかく何らかの対応策を講じていきたいと思います。また、四極会の本部ベースでは、今年の4月に全学部のOB会による連合会発足が予定されています。内容の詳細はのちほどご挨拶いただく石川四極会会長からお話をいただけると思います。本日は懇談をよろしくお願いします」

《 石川四極会会長ご挨拶 》

石川新四極会会長

「昨年7月、前任の前・相良会長の後を引き継いで就任した石川です。どうぞよろしくお願いします。いい機会ですので、何点かご報告を申し上げます。まず、同窓会連合会の件です。現在、全国86国立大学のうち44大学が連合会を作っていますが、九州では大分大学のみが連合会を結成していないという状況です。私が大学の幹事をしていたこの4年間で何とか連合会を作ろうという機運が高まり、諸準備を経て本年4月1日をもって大分大学の6つの同窓会が一本化した連合会が発足します。四極会が約12,000名、教育福祉学部同窓会が約15,000名、一番規模が小さい医学部同窓会でも約3,000名を擁しており全体で45,000名の大きな輪となる。各支部でも横の連絡を深めていただけるとありがたいです。連合会の会員は各学部の同窓会で、そのそれぞれの同窓会の中に皆さんがおられるという形には変わりがありません。連合会の代表者には、教育福祉学部同窓会から園田さんという小学校の校長先生などを経験された方が就任されます。事務局は大学に社会連携課が受けもち、経費の3分の2を負担いただき、人材も2名を出して運営する予定です。大学にとって十分、身のある活動をめざしていきます。
 次に90周年事業としての記念碑を大学構内に設置したことを報告します。記念碑は、校歌、寮歌、逍遙歌がボタンを押すと流れる仕掛けになっています。上野丘世代の比率が減ってきた中で意義ある公園・記念碑の整備と思います。それから皆さんに申し上げたいのは、あと7年経つと経済学部は創立100周年を迎えるということです。今年からその準備を始める予定です。
 本日は、市原経済学部長が大学院入試日のため本会を欠席していますが、大学関係の動きを報告します。教育福祉学部が平成28年から教育学部と福祉健康学部(新設)に分かれます。前者は小中学校の教員免状を得るために特化した学部、後者は福祉を中心とした学部となります。同様に、経済学部、工学部も新しい学部のあり方を検討、模索しています。この背景にあるのは2018年問題、すなわち、大学に進学する18歳の人口が18年ころから減少に転じることにあります。大分県で昭和23年に生まれた子供は43,000名でしたが、今や9,600名にまで激減しています。これから定員を維持していくために数々の対応策を大学として打っていかなくてはなりません。今後とも東京四極会の皆さんのご支援をお願いいたします」

※以下の写真データをご入用の方は東京四極会事務局へお問い合わせください。